一度与えてしまった印象は変えることは難しいです。
でも不可能なことではないので、できることをやっていきましょう。
印象が決まるとき
人間は「この人がどんなひとなのかな~?」 と考えるときに
「視覚」 「聴覚」 「言語」などから判断をします。
視覚からは見た目、表情、仕草、視線などの情報が入ってきます。
服装や身だしなみをキチンとしていても無表情になったり、相手と目線を合わせないことで
「怖い」
「気難しそう」
「暗そう」
という判断がされます。
聴覚からは声のトーンや大きさ話すテンポなどの情報です。
低い声でゆっくり話せば真面目さ、真剣さ、本気であること。
高い声でテンポよく話せば明るい性格、親しみやすさ、前向き
このような性格なのかという判断材料になるでしょう。
言語は言葉や話す内容などです。
この3つのなかで大きな割合を占めるのは視覚と聴覚です。
印象が変わるとき
ではどうすれば挽回していけるのでしょうか?
「最初は怖そうな人だったけど、話してみたらとても面白い人だった」
「穏やかに見えたけど、小さいことですぐキレる人だった。」
こういうことを経験したことがある方はいらっしゃると思います。
相手が印象の変化を再認識することができれば印象を変えることが可能になっていきます。
ただ即効性はなく時間がかかります。
特に第一印象で認識したベースの部分は変わることはありません。
また相手に心の余裕がないと再認識することもできないでしょう。
時間経過で印象は薄くなる
2~3ヶ月空くだけで印象はけっこうぼんやりしていきます。
「前に会ったときはずっと暗い表情で一緒にいてもつまらなかったんだよなー」 と思っていた人が
会ってすぐに明るい声で挨拶して、相手の話しにうなずいてくれるだけで印象は変わります。
昨日会っての今日がこんな変化だと無理して私に合わせているのかなと思われるかもしれませんが、
時間を置くことによって
「実はこんな人だったのかー」
「この人は前は~だったけど変わったんだなー」 と思ってくれるでしょう。
相手の印象を変えるにはまわりから攻める
あなたはAさんに与えた印象をなんとか挽回したいという場合
まずAさんの友人にも良い印象を与えるようにしましょう。
まわりの評価は伝染しやすいです。
「実は話しやすい人だったのか」 と思ってくれるかもしれません
逆に悪い評価はもっと伝染しやすいです。
とりあえず何からはじめる?
楽しいことを思い出して
上の前歯を6本だして、口角を上げて、目尻を下げて笑ってみましょう。
地声が低い方は気持ち高めで声のトーンを上げてみましょう。
親しみやすい雰囲気は良い印象につながります。